かつて、杉の桶は日本の生活のさまざまな場面で活用されていたが、近年は安価なプラスチック製のものに取って代わられている。得丸成人が率いる白山コンセプトは、木桶職人、家具職人、木工職人との4人組ユニットによるブランド。伝統的な桶技術を活かしつつ日本の職人技の美を体現した、椅子、お皿、電子レンジが使える弁当箱など、家具や生活用具を創造している。彼らが目指しているのは、”一家に一台は桶を”というビジョン。考え抜かれたデザイン、製作、マーケティングを通じて、国産材を活用することで地域の森林の持続可能性を回復させながら、大切な木工芸の伝統を活性化させようと試みている。
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